Friday, February 24, 2012

Sofia Sanchez & Mauro Mongiello × TAO (Tao Okamoto) - 帽子戏法 -











Sofia Sanchez & Mauro Mongiello (ソフィア・サンチェス & マウロ・モンジェロ)
アルゼンチンのブエノスアイレス出身のデュオのファッションフォトグラファ。
現在は活動の拠点をパリに置いている。

TAO (Tao Okamoto、岡本多緒)
1985年5月22日千葉県に生まれた。
ファッションモデル。

本名の漢字表記で見るとまったくそうは思わないんですけど、TAO って表記で見るとタオイズムと関係してんのかなと。
で、Wikipedia の項目を読むと、やはりタオイズムに由来する名前でした。
お母様は妊娠中、お腹の中の子は男の子と思っていたらしく、生まれてくる子に 「丹生」 という名前を用意していたのだそうです。
ところが生まれてきたのは女の子だったことから、「タオ」 という読みはそのままで女の子らしい漢字表記 「多緒」 にしたとのこと。
TAO が生まれた1985年といいますと、オーストラリア出身のロックスター、リック・スプリングフィールド (Rick Springfield) が "TAO" というアルバムを発表した年でありまして、いきなり決め付けてしまいますが、TAO のお母様はリックさまぁとリック・スプリングフィールドの写真を見て目を潤ませるタイプのファンで、妊娠中は "TAO" をヘヴィローテで聴きまくっておられたのだと、そうに違いないとワタクシは思うのであります。
だったらタオイズム関係ないじゃんと思われるかもしれませんが、その "TAO" というアルバム自体がタオイズムの影響下に制作されたアルバムでして、アルバムのジャケをご覧頂けると分かるのですが、「道」 という漢字が佇んだリック・スプリングフィールドの背後の壁面に描かれており、それにかぶさる感じでアルバムタイトル "TAO" が赤い字でプリントされているのです。
今は活動の場をオーストラリアに戻しているリック・スプリングフィールドも、当時はアメリカの西海岸あたりを拠点に活動していたのでしょうから、そこで東洋思想に染まったってことなんでしょうかね。
アルバムの音はというと、タオイズムから想像されるような東洋的旋律に溢れた作品かというとそうでもなく (若干オリエンタルなところがなくもないのですが)、バリバリのデジロック。
過剰に作り込まれたこのアルバム、いかにも80年代ってノリではあるのですが、最初の3曲、"Dance This World Away"、"Celebrate Youth"、"State of the Heart" は今聴いてもいいなあと思うのですよ。

以上、思いっきり脱線してしまいましたが、一通り書き終わって調べてみたところ、リック・スプリングフィールドのアルバム "TAO" が向こうで発売されたのは1985年5月1日のことらしく、TAO の誕生日が5月22日ですので上述の予想に基く妄想はこれによってほぼ意味がないということになってしまいました。
が、せっかく長々と書いたので、恥を偲んでこのままポスト。


Magazine: Numéro China #05
Issue: January/February 2011
Title: 帽子戏法
Photographer: Sofia Sanchez & Mauro Mongiello
Model: TAO
Stylist: Tim Lim
Hair:
Make up:


Sofia Sanchez & Mauro Mongiello
Wikipedia - TAO (ファッションモデル)
the Fashion Spot - View Single Post - Numero China #5 January / February 2011 : Du Juan by Mei Yuan Gui

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